18年間続いた国内最高峰ラグビーリーグ「トップリーグ」に代わり、2022年より発足する「リーグワン」
しかし、ラグビーについてあまり詳しくない人からすると、どこが変わったのかなど分かりにくい部分があります。
初心者くん
りっち
そこでこの記事では、ジャパンラグビーリーグワン2022について以下の内容を解説していきます。
この記事でわかること
- リーグワンが目指すもの
- トップリーグとの違い
- 参加チームと試合日程
りっち
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目次
ジャパンラグビーリーグワンとは
2022年より発足する国内新リーグの名称で、略称は「リーグワン」。
2003年から2021年まで続いたトップリーグに代わる、日本国内ラグビーの最高峰リーグです。
りっち
ジャパンラグビーリーグワンが掲げるもの
リーグワンでは目指す方向性や価値を示すために、新しく「アイデンティティ」が設定されました。
アイデンティティは「バリュー」「ビジョン」「ミッション」の3つから構成されています。
アイデンティティ
- バリュー:みんなのためにFOR ALL
- ビジョン:あなたの街から、世界最高をつくろう
- 4つのミッション
それぞれ解説していきます。
バリュー:みんなのためにFOR ALL
日本ラグビーが育んだ「多様性の尊重」と「包摂の精神」を、普遍的価値として伝承し発展させていく。
引用元:https://league-one.jp/
バリューとは、ビジョンやミッションに近づくための具体的な行動基準です。
ラグビーは体の大小や足の速い遅いなどに関係なく、誰もが輝けるスポーツです。また、日本のラグビーでは出身国や言葉、文化の異なる選手がいます。
これこそがまさに「多様性」「包摂性」です。
この「多様性と包摂性を広く行き渡らせて行くこと」をバリューとして掲げています。
ビジョン:あなたの街から、世界最高をつくろう
リーグを取り巻くすべてを、世界最高の名に相応しいクオリティに作りあげ、心躍る体験が、日常に溢れる風景を実現する。
引用元:https://league-one.jp/
ビジョンとは「なりたい理想の姿」を指します。
「心踊る体験が、日常に溢れる風景を実現する」とあるように、メジャースポーツに比べるとまだまだマイナーなラグビー。
そんなラグビーが日常に溢れるというのは選手にとってもファンにとっても嬉しいことですね。
ミッション
ミッションとは「果たすべき使命」や「存在意義」を意味しており、大事にする価値観とも言えます。
リーグワンでは以下の4点がミッションとして挙げられています。
ミッション
- ファンが熱狂する非日常空間の創造
- 日本ラグビーの世界への飛躍
- 地元の結束、一体感の醸成
- 社会に貢献する人材の育成
トップリーグとジャパンラグビーリーグワンの違い
トップリーグに代わって新しく始まるリーグワンには様々な変更点があります。
とくに大きく変わった以下の2点について解説します。
チーム名にホストエリアを加える
各チームはそれぞれ活動拠点となる地域をホストエリアに定めており、チーム名にはホストエリアの地域名が加えられます。
これはミッションにもあるように「地域活性化」を目指すために変更されました。
りっち
クロスボーダーマッチ
ディビジョン1のトップ2チームはリーグ戦後、海外との試合が準備されています。
クロスボーダーマッチを行う目的は、主に以下の2点です。
目的
- 国内ラグビーの強化
- 国内ファンへよりハイレベルなラグビーを届ける
りっち
リーグワン参加チームは合計24チーム
リーグワンは3つのディビジョンに分かれており、ディビジョン1に12チーム、ディビジョン2に6チーム、ディビジョン3に6チームの合計24チームで構成されます。
また、リーグワンからチーム名が変更されており、チーム名には本拠地の地名が加えられています。
りっち
ディビジョンごとのチームや詳しい内容については、以下の記事で解説しています。

ジャパンラグビーリーグワン2022の開催期間と試合日程
リーグワン2022の開催期間はレギュラーシーズンが2022年1月7日〜5月8日となっており、その後プレーオフトーナメント(順位決定戦)が行われる予定です。
開幕戦は2022年1月7日(金)で、対戦カードは「クボタスポーアズ船橋・東京ベイvs埼玉ワイルドナイツ」です。試合会場は東京の国立競技場に決まりました。キックオフ時間はまだ決まっていません。
レギュラーシーズンの日程や会場などは以下の記事で紹介しています。

リーグワンでは新ルールも適用される
リーグワンでは2021年8月から導入されている以下の新ルールも適用されます。
新ルール
- 50:22
- ゴールラインドロップアウト
- フライングウェッジ
- クリーンアウトジャッカラーの安全
試合にも影響してくるのでぜひ覚えておきましょう。詳しくは以下の記事で解説しています。

まとめ:ジャパンラグビーリーグワンによってよりハイレベルな試合が見られる
今回はトップリーグに代わる新国内ラグビーリーグ「ジャパンラグビーリーグワン」について解説しました。
内容を以下にまとめておきます。
まとめ
- 2022年1月7日に開幕する新国内リーグ
- 「バリュー」「ビジョン」「ミッション」からなるアイデンティティが設定されている
- チーム名の変更やクロスボーダーマッチなどトップリーグとの違いがある
- 3部制で24チームが参加
まだ情報が全て出たわけでないですが、今出ている情報を紹介しました。変更になる可能性もあるので注意して見ておきましょう。
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