ラグビーのポジションのひとつ「ロック」
りっち
今回はそのロックについて紹介していきます。内容は以下の通りです。
- ロックの基本情報
- ロックの役割と求められるスキル
- 世界で活躍するロックの選手
この記事を読めば、ロックが好きになってラグビーを楽しく見ることができるので、ぜひ最後まで見てみてください!
他のポジションについてはこちらの記事をご覧ください。
目次
ラグビーのロックは4番、5番
ロックはフォワードのポジションのひとつで、背番号は「4番」と「5番」です。
4番を左ロック、5番を右ロックといいます。英語では「LO」と表記されます。
ロックは「錠」を意味しており、スクラムでは前列を後ろから固める(ロックする)役割を担っています。
ラグビーのロックの役割は空中戦!平均身長は194cm!

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC-%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84-%E4%B8%80%E8%87%B4-655028/
ロックは基本的に、チームの中でも高身長の選手が担当するポジションです。
その平均身長はなんと194cmにもなります。2mを超える選手も珍しくありません。
ラインアウトやキックオフでの空中戦で、身長を活かしてボールを獲得します。
スクラム
スクラムとはセットプレーのひとつで、軽い反則が起こったときに再開する方法で、各チーム8人ずつが押し合うプレーです。
スクラムではセカンドロー(2列目)に位置し、フロントロー(一列目)を後ろから押してあげる役割を担います。
スクラムを押すためにはロックのパワーが重要で、いくらフロントローが相手に勝っていてもロックの押しが弱ければ押せません。

ラインアウト
ラインアウトとはセットプレーのひとつで、ボールがタッチライン(グラウンドの横のライン)の外に出たときに、再開する方法です。
ラインアウトでは高身長を活かして、空中でボールを獲得するジャンパーの役割をします。
ラインアウトでは高さが勝敗の決め手になるため、身長が高ければ高いほど有利になります。

キックオフ
キックオフとは、トライ後に試合を再開するセットプレーのひとつです。
キックオフではボールを獲得するために、一番ボールが落ちる場所に置かれます。
チームによってはラインアウトのように、2人で1人を持ち上げる形を作ることもあります。
ラグビーのロックに求められるスキル

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%97%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5-2140997/
様々なセットプレーで重要な役割を果たすロックには、以下のようなスキルが求められます。
- セットプレーで有利になる身長
- 体格を活かした突破力やタックル
- 80分間動き続ける体力
- 空中のボールの着地点を読む力
セットプレーで重要な役割を担うロックですが、セットプレー以外でもかなりの運動量を求められます。
ロックは体格に恵まれているため、攻撃時にも主力になります。常に動き続けるためバックロー(フランカー、ナンバーエイト)並みの体力が必要です。
ロックで活躍するラグビー選手
世界で活躍するロックのラグビー選手を紹介します。気になる選手がいれば、ぜひ試合を見てみてください。
ヴィンピー・ファンデルヴァルト

出典:https://docomo-rugby.jp/photo/game/detail.html?id=220
- 名前:Wimpie van der Walt(ゔぃんぴー・ふぁんでるばると)
- 生年月日:1989年1月6日
- 出身地:南アフリカ
- 身長:188㎝
- 体重:112㎏
- 所属チーム:NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
ヴィンピー・ファンデルバルトは南アフリカ出身の日本代表選手です。
2017年のオーストラリア戦で日本代表デビューを果たし、初の南アフリカ出身の日本代表になりました。
世界基準で見ると188cmと小柄なロックだが、献身的なプレーで2019年ワールドカップでも8強入りに貢献しています。
ブロディ・レタリック

出典:https://www.kobesteelers.com/interview/closeup/2021/06/2021-leave-p02.html
- 名前:Brodie Retallic(ぶろでぃ・れたりっく)
- 生年月日:1991年5月31日
- 出身地:ニュージーランド
- 身長:204㎝
- 体重:121㎏
- 所属チーム:チーフス(スーパーラグビー)
ブロディ・レタリックはニュージーランド代表の選手です。
2020年は日本のコベルコ神戸スティーラーズでプレーしていましたが、現在はチーフスに所属しています。
204cm・121kgという巨体ながら、運動量も豊富で激しいプレーを見せてくれる選手です。
2014年には年間MVPを獲得しており、間違いなく最強のロックです。
ジェームス・ムーア

出典:https://www.ntt.com/rugby/interviews/newface/2021/James_Moore.html
- 名前:James Moore(じぇーむす・むーあ)
- 生年月日:1993年6月11日
- 出身地:オーストラリア
- 身長:195㎝
- 体重:110㎝
- 所属チーム:NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
ジェームス・ムーアはオーストラリア出身の日本代表選手です。
2016年に東芝ブレイブルーパスに加入、2018年には宗像サニックスブルース、2021年に現在のチームに移籍しました。
持ち味のタックルを武器に2019年には日本代表初キャップを獲得。
試合で一番タックル回数が多いこともあるほど、ディフェンスでの仕事量が凄まじい選手です。
まとめ
ラグビーのセットプレーのかなめであるロックを紹介しました。
- 背番号は「4番」「5番」
- 英語表記は「LO」
- スクラムを押すためにはロックのパワーが必要
- 高身長を活かして、ラインアウトやキックオフの空中戦で重要な役割を担っている
- フィールドプレーでも体格を活かしたパワフルなプレーが特徴
体格を活かしたパワフルなプレーでチームに貢献するロック。ぜひプレーに注目してみてください!
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