- オフサイドって何となく難しそう…
- オフサイドを覚えるとラグビーがもっと楽しく見られるって本当?
- 種類や内容を簡単に知りたい!
初心者くん
りっち
初心者くん
ラグビーを見始めた人に、よく難しいと言われる「オフサイド」のルール。
確かにラグビーのオフサイドは種類が多く、場面によって内容が変わるので敬遠されがちです。
しかし、このオフサイドを理解すれば、ラグビーがグッと楽しく見られるようになるのです。
なぜ楽しくなるの?
なぜなら、常にオフサイドの「反則をしないよう」にプレーしているからです。
オフサイドを理解することで、試合中の「なぜそうなるの?」という疑問が解決します。
この記事でわかること
- オフサイドの種類と共通点
- それぞれのオフサイドのルール
ぜひオフサイドを覚えて楽しくラグビーを見ましょう!
りっち
目次
ラグビーのオフサイドは3つ!共通点は「反則位置の選手がプレー」すること
ラグビーのオフサイドは大きく3つに分けることができます。
3つのオフサイド
- ラインオフサイド
- キックオフサイド
- ノックオンオフサイド
そして3つのオフサイドには共通している部分が2点あります。
共通点
- 「反則位置にいる選手がプレーに参加した」場合に取られる反則
- 反則後は相手ボールのペナルティキックで再開
上記を理解した上で、それぞれのオフサイドについて解説していきます。
りっち
ラインオフサイド
ラインオフサイドは「決められたオフサイドラインより前でプレーした」場合に取られる反則です。
オフサイドラインはシチュエーションによって位置が変わります。
オフサイドラインの位置
- スクラム:スクラムの最後尾から5m後ろ
- ラインアウト:ラインアウトの中心線から10m後ろ
- ラック、モール:ラック、モールに参加している最後尾にいる選手
文字だけだと分かりにくいので、図と一緒にそれぞれ解説していきます。
スクラム
スクラムのオフサイドラインは「スクラムの最後尾から5m後ろ」の位置にあります。
スクラムからボールが出るまでに、これより前にいると反則になるのです。
ラインアウト
ラインアウトのオフサイドラインは「ラインアウトの中心線から10m後ろ」の位置にあります。
ラインアウトに参加していない選手は、「ラインアウトが終了するまで」にこれより前にいてプレーすると反則になります。
ラック、モール
ラックとモールのオフサイドラインは「ラック、モールの最後尾にいる選手」の位置にあります。
ラックやモールが終了するまでに、このラインより前にいてプレーすると反則になります。
キックオフサイド
キックオフサイドは「キックした選手より前にいる味方がプレーした」場合に取られる反則です。
キックオフサイドのルールが無いと…
トライラインで待っている味方に、キックしてボールを渡せば簡単にトライを取れてしまいます。
なのでキックした選手より前にいる味方が、プレーに参加すると反則になるのです。
ですが以下の条件のどれかを満たせばオフサイド解消(反則じゃなくなる)になります。
オフサイド解消の条件
- キックした場所まで後ろに下がる
- 「キックした選手」or「キックした選手より後ろにいた選手」に追い越してもらう
- ボールをキャッチした相手選手が5m以上走る
- ボールをキャッチした相手選手がキックorパスをする
オフサイド解消の条件は少しややこしいですが、よく試合で起こる「キックした選手より後ろにいた選手に追い越してもらうと反則じゃなくなる」というのは覚えておきましょう。
ノックオンオフサイド
ノックオンオフサイドは「ノックオンした選手より前にいる味方の選手がプレーした」場合に取られる反則です。
通常ノックオンがあった場合はスクラムで再開しますが、ノックオンオフサイドになるとペナルティキックでの再開になります。
まとめ:よく起きるオフサイドは、覚えるとラグビーがより楽しく見られる
オフサイドのルールについて解説しました。
まとめ
- 3つのオフサイドの共通点は「反則位置にいる選手がプレーに参加した」場合に取られる反則
- ラインオフサイドは「スクラム」「ラインアウト」「ラック、モール」によって反則位置が変わる
- キックオフサイドは「キックした選手より前にいる見方がプレーに参加した」場合に取られる反則
- ノックオンオフサイドは「ノックオンした選手より前にいる味方の選手がプレーした」場合に取られる反則
- オフサイドを覚えらばラグビーがグッと楽しく見られるようになる
オフサイドは初心者の方にこそ覚えてほしいルールです。
なぜならオフサイドは常にプレーに関わり続けているルールだからです。
ぜひオフサイドを覚えて、楽しくラグビーを見てみてください!
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