- ラグビーのキックって何種類あるの?
- 呼び方にキックと付くものが多すぎて何がなんだかわからない!
- キックについて色々知りたい
ラグビーには蹴り方の違いや反則後の再会方法などで、呼び方に「キック」と付くものが多く、初心者には難しく感じてしまうでしょう。
そこで今回はキックに関してのルールをわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 蹴り方で分けるキックの種類
- 得点方法で分けるキックの種類
- 再会方法で分けるキックの種類
上記のように3つの分け方で、呼び方に「キック」と付くものをそれぞれ解説します。
キックのルールは少しややこしいですが、覚えるとよりラグビーを楽しく見ることができるので、ぜひ頑張って覚えてみて下ださい!
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目次
【蹴り方】ラグビーのキックは4種類
ラグビーには、蹴り方の違いで4種類のキックがあります。
4種類のキック
- パントキック:手に持ったボールを直接蹴る
- グラバーキック:ボールがバウンドするように蹴る
- ドロップキック:ボールを一度地面にバウンドさせて蹴る
- プレースキック:ボール地面に置いた状態で蹴る
それぞれのキックについて使う場面など詳しく解説していきます。
パントキック
手に持ったボールを蹴るキックで、もっとも試合中に使われます。
また、パントキックの中でも蹴る距離や高さなどで呼ばれ方が変わります。
パントキックの高さや距離の違いによる呼び方
- ロングキック:ボールを長距離飛ばすキック。陣地を増やすために使う。
- ハイパント:ボールを高く蹴り上げるキック。ボール再獲得のために使う。
- ショートパント:相手のデフェンスの裏側に短く蹴り出すキック。再獲得や不意を突くために使う。
呼び方に関してはチームによって少し変わったりしますが、基本的には上記の呼び方で認識していれば大丈夫です。
りっち
使う場面
- 試合中全般
- ペナルティキック・フリーキック
- キックパス
グラバーキック
ボールを地面でバウンドさせるように蹴るキックです。
ラグビーボールは楕円球なので、バウンドが不規則でデフェンス側がキャッチしにくいといったメリットがあります。
使う場面
- 試合中全般
ドロップキック
ボールを一度地面にバウンドさせて蹴るキックです。
キックオフや、3点をもらえるドロップゴールを狙うときなどに使います。
他の3種類に比べてコントロールが難しいキックです。
使う場面
- キックオフ
- ドロップゴール
- ドロップアウト
プレースキック
ボールを地面に固定した状態で蹴るキックです。
固定には「キックティー」と呼ばれるボールを置く台を使います。
比較的コントロールしやすく、トライ後のコンバージョンキックなどで使われるキックです。
使う場面
- コンバージョンゴール
- ペナルティゴール
【得点方法】ラグビーのキックでの点数の取り方は3種類
ラグビーでは得点を取る方法がいくつかありますが、キックでの得点方法は3種類あります。
キックでの得点方法
- コンバージョンゴール(2点):トライ後に与えられる得点方法
- ペナルティゴール(3点):ペナルティキック獲得後にショットを選択することで狙える得点方法
- ドロップゴール(3点):ドロップキックを使えばいつでも狙える得点方法
- 共通点:ボールをゴールポストの間に通過させるとゴール成功
それぞれ得点方法について解説していきます。
コンバージョンゴール(2点)
コンバージョンゴール
- 種類:プレースキック
- タイミング:トライ後
トライ後に必ず与えられる得点方法です。
ラグビーの中では最も低い得点数ですが、この2点が勝敗を分けることも珍しくありません。
ペナルティゴール(3点)
ペナルティゴール
- 種類:プレースキック
- タイミング:ペナルティキックでショット選択後
ペナルティキックとは、重い反則をした場合に相手チームに与えられるものです。
ペナルティキックにはいくつかの選択肢があるのですが、「ショット」を選択するとゴールが狙えます。
ドロップゴール(3点)
ドロップゴール
- 種類:ドロップキック
- タイミング:プレー中の流れの中ならいつでも
ドロップゴールは、プレー中の流れの中ならいつでも狙うことができる得点方法です。
コントロールが難しいキックの上、デフェンスからプレッシャーを受ける中でのキックなので、難易度が高くなります。
【反則】罪の重さによって与えられるキックは2種類
ラグビーの反則は罪の重さによって3種類に分けられ、それぞれ再会方法が違います。
3種類の反則と再会方法
- 軽い反則:スクラムで再会
- 中程度の反則:フリーキックで再会
- 重い反則:ペナルティキックで再会
重い反則ほど、相手側に有利な再会方法になります。
このうちキックに関する2つについて詳しく解説します。
フリーキック
ペナルティキック
- タイミング:中程度の反則後
- 反則の種類:アーリーエンゲージ、フットアップなど
- 内容:「外に蹴り出す」「ロングキック」「タップ&ゴー」の2つから選択
フリーキックは外に蹴り出しても自分達のボールにはなりません。
イメージとしては、パントキックをプレーが止まった状態で蹴ることができると思ってもらえば大丈夫です。
ペナルティキック
ペナルティキック
- タイミング:重い反則後
- 反則の種類:ノットリリースザボール、ハイタックルなど
- 内容:「外に蹴り出す」「タップ&ゴー」「ショット」「スクラム」の4つから選択
試合中によく見るのがペナルティキックです。
ペナルティキックで外に蹴り出すと、自分達のボールのラインアウトで再会することができます。(通常のプレーで蹴り出すと相手ボール)
まとめ:ラグビーはキックに関するルールが少し難しい
ラグビーのキックについて解説しました。
キックは種類も多く、状況によってルールが変わるので、ラグビーを見ないと難しく感じる部分です。
逆にキックに関するルールを覚えると、より一層ラグビーが楽しくなるので、ぜひ試合を見ながら覚えてみてください!
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