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【簡単】ラグビーのポジションごとの役割を解説。大きく分けると2つ!

「ラグビーのポジションが多すぎてわかりづらい」と思ったことはありませんか?

ラグビーは1チーム15人と人数が多いスポーツなので、どういったポジションがあって、どんな役割を持っているのか分かりづらい部分があります。

人数が多くてそれぞれのポジションにはどういった役割があるのかよく分からないよ

初心者くん

りっち

ラグビーのポジションは大きく「フォワード」と「バックス」という2つに分けられるんだ

ポジションについて理解できていないと、ラグビーを見るときに何が起こっているのか分からない部分があるかもしれません。

そこで今回の記事では、ラグビーのポジションごとの役割について以下の内容を解説します。

今回の記事でわかること

  • ポジションの分け方
  • ポジションごとの呼び名と役割

りっち

それぞれのポジションを理解してラグビーを見てみてね!

ラグビーのポジションは大きく分けると2つ

ラグビーは1チーム15人で、ポジションは大きく分けると「フォワード(FW)8人」と「バックス(BK)7人」に分けられます。

フォワードはスクラムやラインアウトなどセットプレー行うメンバーで、バックスは主にトライやキックなどで得点を狙うメンバーです。

ポイント

  • フォワードはセットプレーを担当
  • バックスは得点をとる

もう少し細かく分けると6つ

ラグビーのポジションは大きく分けるとフォワードとバックスですが、もう少し細かく分ける呼び方もあります。

FWのポジション

  • フロントロー:プロップ(1,2)、フッカー(2)
  • セカンドロー:ロック(4,5)
  • バックロー:フランカー(6,7)、ナンバーエイト(8)

バックスのポジション

  • ハーフバック:スクラムハーフ(9)、スタンドオフ(10)
  • スリークォーターバック:ウィング(11,14)、センター(12,13)
  • フルバック:フルバック(15)

フォワードは、スクラムを最前列で組むフロントロー(1・2・3)、2列目のセカンドロー(4・5)、3列目のバックロー(6・7・8)の3つに分けられます。

バックスは、ハーフバック(9・10)、スリークォーターバック(11・12・13・14)、フルバック(15)の3つです。

FWポジションの役割

フォワードポジション

スクラムやラインアウトといったセットプレーを行うのがFWの大きな役割です。

ここからは更に細かく各ポジションの役割を紹介していきます。

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各ポジションを紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

プロップ(1・3)

プロップの主な役割はセットプレーです。

スクラムでは最前列で相手と組み合い、ラインアウトでは主にジャンパーを持ち上げる役割を担います。

体重が重くパワーのある選手が務めるポジションです。

プロップの特徴と有名な選手

  • チーム随一の重量級ポジション(平均112kg)
  • スクラムを最前線で組んだり、モールで押し込むパワーが重要
  • 有名な選手:「稲垣啓太」「具智元」「中島イシレリ」
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フッカー(2)

フッカーにはパワーだけでなくパススキルや器用さも求められます。

プロップと同様にスクラムを最前列で組み合うポジションで、ラインアウトではボールを投げ入れる役割(スローワー)もします。

フッカーの特徴と有名な選手

  • 大柄ながら器用さが求められるポジション
  • スクラムを最前線の中央で組んだり、ラインアウトのスローワーを担う
  • 有名な選手:「堀江翔太」「坂手淳史」「マルコム・マークス」
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ロック(4・5)

ロックの主な役割は、ラインアウトでのジャンパーや、キックオフでのボールのキャッチなど空中戦がメインになります。

スクラムではフロントローの後ろから押し込む役割を持っており、パワーも求められるポジションです。

ロックの特徴と有名な選手

  • チーム1の高身長が務めるポジション(平均194cm)
  • ラインアウトのジャンパーなど空中戦で重要な役割を担う
  • 有名な選手:「ヴィンピー・ファンデルヴァルト」「ブロディ・レタリック」「ジェームス・ムーア」
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フランカー(6・7)

フランカーは「仕事人」と呼ばれることが多く、常にプレーに関わることが求められるポジションです。

ディフェンスでのタックルや、バックスのラインアタックに参加したりと万能的なスキルが求められいます。

フランカーの特徴と有名な選手

  • 「仕事人」として常に動き続けるポジション
  • 突破力とデフェンス力のどちらも必要で、激しいプレーをし続けることが求められる
  • 有名な選手:「布巻峻介」「ツイヘンドリック」「シヤ・コリシ」
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ナンバーエイト(8)

ナンバーエイトはFW全体をコントロールする統率力が求められます。

もちろんパワーやスピードも求められ、全ての能力において高い水準が必要になるポジションです。

ナンバーエイトの特徴と有名な選手

  • フォワードのリーダーで、オールラウンダーなポジション
  • ランでトライを狙ったり、ラインアウトではジャンパーを担うこともあり、万能な能力が求められる
  • 有名な選手:「姫野和樹」「アマナキ・レレイ・マフィ」「ドウェイン・フェルミューレン」
【ナンバーエイト】役割や必要なスキル、選手を紹介【ラグビー】

BKポジションの役割

フォワードが出したボールを、トライやキックなどで得点に繋げるのがバックスの役割です。

フォワードに比べるとパスやキックのプレーが多くなるため、器用さが求められるポジションでもあります。

各バックスポジションの役割を紹介していきます。

スクラムハーフ(9)

スクラムハーフの主な役割はボールの供給です。

フォワードがスクラムから出したボールをバックスに繋げるなど、フォワードとバックスを繋ぐ役割を担っています。

俊敏性や体力、正確な判断力が求められるポジションです。

スクラムハーフの特徴と有名な選手

  • パススキルに特化した小柄な選手が多いポジション
  • スクラムやラックなどの密集からボールをバックス陣に回すのが主な役割
  • 有名な選手:「流大」「齋藤直人」「TJ・ペレナラ」
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スタンドオフ(10)

スタンドオフの主な役割は司令塔としてチーム全体をコントロールすることです。

「試合の負けはスタンドオフの負け」と言われるほど重要なポジションで、高い能力が求められます。

パスやキック、ランスキルはもちろん、的確な判断と統率力が求められるポジションです。

スタンドオフの特徴と有名な選手

  • フ攻撃を指揮するチームの司令塔ポジション
  • ラキック、パス、ランの判断や正確なスキル、戦術眼が求められる
  • 有名な選手:「田村優」「松田力也」「ボーデン・バレット」
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センター(12・13)

センターの主な役割は、突破力と高いディフェンス力です。

バックスの中で最も相手とぶつかり合うのがセンターで、怪我も多くなりやすいポジションです。

相手のディフェンスを突き破るスピードとパワー、デフェンスでのタックル力が求められます。

センターの特徴と有名な選手

  • バックスの中でも大柄な選手が務めるポジション
  • 突破力やデフェンス力はもちろん、パスやキックの高い精度も求められる
  • 有名な選手:「ラファエレ・ティモシー」「中村亮土」「ウィリアム・トゥポウ」
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ウィング(11・14)

ウィングの主な役割はトライを取ることです。

スピードのある選手が務め、相手を抜き去るスピードとステップ力が求められます。

他にも相手の蹴ったボールを処理したり、グラウンドを走り回るスタミナも必要になるポジションです。

ウィングの特徴と有名な選手

  • 俊足で一気にトライを狙うポジション
  • 攻撃ではランでトライを狙い、守備では相手のキック処理をする重要な役割
  • 有名な選手:「松島幸太郎」「シオサイア・フィフィタ」「レメキ・ロマノ・ラヴァ」
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フルバック(15)

フルバックの主な役割は最後の砦としてチームを統率したり、カウンターアタックをすることです。

チームの一番最後方に位置するためディフェンス力やキックスキルも求められます。

ウィングとコミュニケーションを取りながら常に走り回るポジションです。

フルバックの特徴と有名な選手

  • 最後の砦としてチームの最後尾に位置するポジション
  • ラ相手のキック処理をしながら、1体1のタックルでトライを阻止する
  • 有名な選手:「山中亮平」「ベン・スミス」「リアム・ウィリアムズ」
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まとめ:ラグビーのポジションにはそれぞれ役割がある

今回の記事ではポジションごとの役割について解説しました。内容をまとめておきます。

まとめ

  • ポジションは大きく「フォワード」と「バックス」に分けられる
  • さらに分けるとフォワードは「フロントロー」「セカンドロー」「バックロー」
  • バックスは「ハーフバック」「スリークォーターバック」「フルバック」に分けられる
  • フォワードはセットプレー、バックスは得点を取ることが主な役割

ラグビーは1チーム15人と人数が多いスポーツですが、役割が決まっているので、それぞれのポジションに注目するとより楽しく見ることができます。

ぜひ各ポジションの特徴に注目しながらラグビーを見てみてくださいね!

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