- スクラムハーフってなに?
- どんな練習をするの?
- 日本代表の選手を知りたい
ラグビーのポジションのひとつ「スクラムハーフ」
りっち
ハーフバック(9・10番)と呼ばれるポジションのひとつで、ゲームの流れを決める重要な役割を持っているスクラムハーフ。
今回はそんなスクラムハーフについて紹介していきます。内容は以下の通りです。
この記事でわかること
- スクラムハーフの基本情報
- スクラムハーフの役割
- 日本代表の選手3名
この記事を読めば、スクラムハーフについて詳しくなれて、ラグビーをより一層楽しく見ることができるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
スクラムハーフの基本情報
スクラムハーフはバックスのポジションのひとつで、背番号は「9番」表記は「SH」です。
スクラムの近くにいるハーフバックなので、スクラムハーフと呼ばれています。
りっち
名前の由来にある通り、スクラムやラックなどの密集のボールを扱うポジションでパスのスペシャリストです。
スクラムハーフの役割
スクラムハーフの基本的な役割は密集から出たボールを最初に扱うことです。
スタンドオフと一緒に試合の展開をコントロールできるとても重要なポジションです。
密集からボールを出す時の選択肢としては、以下の様なものがあります。
- フォワードにボールを渡して相手にぶつける
- バックスにボールを渡して外側にボールを回す
- 相手のいない裏側にキックする
- 自分でボールを持って走る
これ以外にも色々な選択肢があるので、スクラムハーフは判断力やラグビー理解度、スキルが総合的に求められます。
スクラム
スクラムでのアタック側の役割は、ボールの投入と球出しです。スクラムの大まかな流れは以下の通りになります。
他にもキープしているボールを自分で持って走ったり、キックしたりすることも可能です。
スクラムについての詳しい解説は以下の記事を見てください。

ラインアウト
ラインアウトではスクラムハーフの位置が基本的に決まっています。
ジャンパーがキャッチしたボールをスクラムハーフが受け取り、それをバックスにパスするのが一連の流れです。
こちらもスクラムと同様、場合によってはキックしたりもできます。
りっち
ラインアウトについての詳しい解説は以下の記事を見てください。

セットプレー以外
セットプレー(スクラムやラインアウト、キックオフ以外)以外は基本的に、ボールのある場所に走って状況に合わせてボールを扱います(投げる、キックなど)。
常にボールの近くにいることが求められるので、走力が求められます。
スクラムハーフに求められるスキル
スクラムハーフに特に求められるスキルは以下の様なものがあるでしょう。
- パスの速さと正確性
- キック力と正確性
- スタミナや俊敏性
- ラグビー理解度と判断力
パスの速さと正確性
どのポジションよりも一番多くパスを投げるスクラムハーフに何よりも求められるのは、第一にパススキルです。
スクラムハーフのパスはアタックの起点になるので、速さと正確さが求められます。
パスが遅いとディフェンスにタックルされ、ボールが乱れていると良いアタックができなくなるからです。
キック力と正確性
スクラムハーフにはキック力と正確性も求められます。
スクラムハーフからハイパントキック(ボールを高く蹴り上げるキック)をしてボールを再獲得するために、滞空時間を伸ばすためのキック力と、狙った位置に落とせる正確性が求められるのです。
ハイパントキック以外にも空いているスペースにに蹴りこんだり、様々なキックができなければいけません。
また、ラックやモールからのキックが多いため、キックモーションも他のキッカーとは少し異なります。
スタミナや俊敏性
スクラムハーフは常にボールのある場所にいる必要があるので、80分間走り続けるスタミナが必要です。
また、すぐにボールの場所に駆けつけたり、しゃがんた状態でのパスを何度も繰り返すため、俊敏性も必要になります。
ラグビー理解度と判断力
試合の結果は9番と10番が決めるというほどハーフバックは重要なポジションです。その分ラグビーに対する理解度は高い必要があり、それを場面ごとに瞬時に判断しなけらば行けないのです。
スキルや体力だけでなく、頭も使い続けることが求められます。
日本代表として活躍するスクラムハーフ
日本代表として活躍するスクラムハーフの選手を3名紹介します。
3名とも2023年のワールドカップで選出される可能性が高いので、ぜひ注目しておきましょう。
流大

出典:https://www.jsports.co.jp/rugby/japan/team/yutaka_nagare/
- 名前:流大(ながれ ゆたか)
- 生年月日:1992年9月4日
- 出身地:福岡県
- 出身校:荒尾高校→帝京大学
- 身長:165㎝
- 体重:75kg
- 所属チーム:東京サントリーサンゴリアス
流大はサントリーに所属する日本代表選手です。
荒尾高校から帝京大学に進学し、卒業後はサントリーに所属。現在は主将に就任しています。
リーダーシップがあり、スクラムハーフとしてチームを牽引する力に長けている選手です。
サントリーでも2年目から主将を任されており、リーダーシップの高さがわかります。
斉藤直人

出典:https://www.jsports.co.jp/rugby/japan/team/naoto_saito/
- 名前:斉藤直人(さいとう なおと)
- 生年月日:1997年8月26日
- 出身地:神奈川県
- 出身校:桐蔭学園高校→早稲田大学
- 身長:165㎝
- 体重:75kg
- 所属チーム:東京サントリーサンゴリアス
斉藤直人も流大と同じサントリーに所属しています。
将来の日本代表を担う、パスと判断力に長けた選手です。
正確でスピードのあるパスや的確な判断力が特徴ですが、キックスキルもあります。
2023年ワールドカップでは間違いなく、日本代表に選出されるでしょう。
茂野海人

出典:https://www.jsports.co.jp/rugby/japan/team/kaito_shigeno/
- 名前:茂野海人(しげの かいと)
- 生年月日:1990年11月21日
- 出身地:大阪府
- 出身校:江の川高校→大東文化大学
- 身長:170㎝
- 体重:75kg
- 所属チーム:トヨタヴェルブリッツ
茂野海人はトヨタヴェルブリッツに所属する日本代表選手です。
2019年W杯にも選出されており、アタックが魅力の選手になります。
パスが得意な選手が多いスクラムハーフですが、その中でも強気のランを見せてくれるハーフです。
まとめ:スクラムハーフは勝敗を決める重要なポジション
パスのスペシャリストであるスクラムハーフについて紹介しました。
- 背番号は「9番」、表記は「SH」
- 密集からでたボールを扱うパスのスペシャリスト
- ゲームの流れを決める重要なポジション
- パスやキックのスキル、スタミナやラグビー理解度が必要
ゲームの流れを決める重要なポジションであるスクラムハーフには、必要なスキルがたくさんあるが体格が小さくても活躍できるポジションでもある。
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